黒竜江省にある東北トラサファリパーク関係筋によると、世界で最大の東北トラの人工飼育?繁殖基地である同パークの東北トラの繁殖成育率は90%を上回り、現(xiàn)在の繁殖のテンポで計算すれば、2010年には、同パークの東北トラの頭數(shù)は1000頭を突破すると見られている。
同筋によると、黒竜江東北トラサファリンパークは東北トラのためにDNA検査測定、健康診斷、東北トラの病気の治療と予防に力を入れ、東北トラの成育率をさらに引き上げることを目指す、としている。現(xiàn)在、このパークの東北トラの成育率は90%以上で、一回の生産に平均として3頭のトラの赤ちゃんが生まれ、これは國際平均レベルの1.8頭、中國平均レベルの2.2頭の記録を更新するものである。
関係筋によると、同サファリパークの東北トラの頭數(shù)は620余頭で、今年さらに100余頭の赤ちゃんが生まれることになっているので、東北トラの総頭數(shù)は700頭を突破すると見られた。
東北トラは人類より100萬年も早く生息していた大型肉食動物であり、主に中國の東北地域、ロシアのシベリアの亜寒帯地域に分布している。國際野生動物基金會は東北トラを世界で絶滅に瀕する十種類の動物のリストに組み入れている。
「チャイナネット」 2006年7月3日