中國農業発展銀行が17日発表したところによると、同行の2006年の食糧最低買付価格実施のための融資提供目標をすべて達成した。昨年の食糧最低買付価格実施地域は、河北、河南、山東、江蘇、安徽、湖北、湖南、江西の8つの省で、農業発展銀行は関連融資合計736億元を提供し、495億キロの食糧への最低買付価格実施をサポートし、そのうち小麥407.5億キロ、早稲38億キロ、中?晩稲49.5億キロとなっている。
農業発展銀行筋は記者の取材を受けた際、昨年の食糧買付には資金需要量が大きく、現金支払い率が高いなどの特徴があることを踏まえ、農業発展銀行は関連措置?規定を調整し、現金提供の強化に力を入れたとしている。
農業発展銀行の食糧最低買付価格実施への潤沢な融資提供は、食糧最低価格買付政策実施の保障となり、食糧の市場価格の安定に寄與し、食糧栽培農家の利益を確保し、地方政府、買付企業、食糧栽培農家の多方面の支持を得ている。
『農民利益の保護、食糧の安全な保管、監督?管理、食糧販売にプラスとなる』という原則に基づいて、農業発展銀行は昨年、地方政府部門や中國備蓄食糧管理會社と協力し、融資対象企業の確定および保管倉庫の確保に積極的に取り組んできた。1年いらい、食糧最低価格買付政策実施の8つの省において、農業発展銀行の適格融資対象企業は5661社に達している。最低買付価格食糧の受け入れ食糧貯蔵倉庫は3467カ所、臨時買付拠點は10421カ所に達し、農民の食糧販売のニーズを満たした。これと同時に、農業発展銀行は食糧買付において、國の食糧品質基準実行の厳格化を図り、食糧の品質問題による融資回収リスクの抑制に努めた。
「チャイナネット」2007年1月18日