最新の『日経週報』によると、2005年のタイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン及びインドネシアなど5カ國のソフトドリンク売上高は1.5兆円にのぼり、2006年において中國のソフトドリンク市場も昨年比10%増の発展をとげている。アジア諸國の増え続けるソフトドリンク市場のニーズは、日本のソフトドリンク企業の投資意欲をそそるものとなった。
2月から、中國市場において主に「午後の紅茶」を販売する日本のキリン(株)は上海で新たな生産ラインを設け、3月末頃から中國市場でペットボトル詰めの「午後の紅茶」ミルクティー、新たに包裝された紅茶及びレモンティーを押し広めることになった。今年、キリンは中國市場で紅茶400萬箱、ソフトドリンク620萬箱を販売し、東南アジアの提攜企業を通じてタイにおけるマーケットシェアを200%増やすことを目指している。
昨年、もう一つの大手サントリー(プリンスビール)は中國市場でソフトドリンク600萬箱を販売することになった。現在、サントリーは東南アジアのマーケットシェアの拡大に注力している。2010年までに、同會社は東南アジアにおいて年間売上高100億円の実績をあげると見られている。
さて、「富士経済」の調査データによると、2005年の日本國內のソフトドリンク市場は5.05億円にとどまり、2006年にはその市場の規模はかなり縮小することになった。?
?チャイナネット?2007年3月28日