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社會科學院の専門家、中國の資本市場を語る
発信時間: 2007-10-14 | チャイナネット

――中國社會科學院金融研究所 李揚所長インタビュー

中國証券報によると、2002年に中國社會科學院金融研究中心の李揚主任(當時)は「銀行改革の鍵は資本市場にある」と予言した。5年後の今日、中國銀行、中國工商銀行、中國建設銀行など國有銀行がA株市場に相次いで上場し、資本市場の歴史を書き換えている。

中國の資本市場における過去5年間の変化について、現在は社會科學院金融研究所長を務める李揚氏にインタビューした。

記者:過去5年間の資本市場の発展を振り返ると、どんな変化があったか。

李所長:主な変化として、幾つかの點が挙げられる。

1.株式市場そのものの制度構築に根本的な変化があった。それは「股権分置改革」(非流通株式改革)と新規株式公開(IPO)という二つの方面に表れている。股権分置改革では、中國株式市場の先天的な欠陥がついに円満に解決した。また、IPO方面でも目覚しい発展があった。過去には新規発行市場で大規模なIPOを実施する能力はなかった。ここから導かれる推論は、資本市場が金融改革に貢獻するはずがないという見方が完全に破られたことだ。世界最大規模のIPOが実施され、現在中國の資本市場は主要な業種、企業をカバーし、マクロ経済のファンダメンタルズを反映し、國民経済の基本動向を示す明確な指標となっている。

2.投資家の構成にも変化が生じた。口座開設數で見ると、現在は個人投資家が多數を占める。しかし、ファンドが保有する時価総額の比率と市場への影響力から見ると、機関投資家の役割が大きくなってきている。これは市場の安定に大きな役割を果たす。

3.中國の市場は次第に開放され、世界市場に組み込まれ始めた。対外開放面では、われわれは適格外國機関投資家(QFII)制度を導入し、最近數年は海外資金がその他のルートでも中國市場に流入している。流入額がいくらかははっきりしないが、市場には國內投資家とは完全に異なる要素が存在している。さもなければ、國內投資者は荒波にもまれ、株式市場の現実を知ることはできない。外國の投資家による中國株式市場への參入は、有利な要素のほうが大きい。

4.われわれは現在外部へと歩みだしている。機関投資家を國際市場に進出させ、國內市場と國際市場を比較しながら投資を行うことが非常に重要だ。

5.監督管理面から言うと、最近數年は法規が最も多く発表された時期だった。監督法規面では、中國の資本市場は世界でも最も厳しい市場の一つだ。

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