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上海汽車集団の関係者は「燃油稅改革が行われると、小型車メーカーである上海通用五菱は利益を受ける。上海汽車集団と傘下の企業は今後、省エネ車の研究開発に一層力を入れることになるだろう」と話す。長城汽車董事局の魏建軍主席は、スポーツ用多目的車(SUV)など排気量の大きい自動車の消費に改革が影響を與えることが予想され、長城汽車への影響も懸念されていることを受けて、「現在、長城汽車は乗用車分野に進出しつつある。今後はコンパクトカーを、特にA0車(軸距2.2~2.3メートル、排気量1~1.3リットルの小型車)とA車(小型車)を打ち出していく」と述べた。これらはいずれも省エネタイプの乗用車だ。
重トラック業界も改革のマイナス影響が予想されるが、中國重汽の関係者は「試算したところ、影響があるとは思われない。重トラック市場がどのような影響を受けるかは、燃油稅の調整後にドライバーの支出が増えるかどうかによって決まる。現在、重トラックのドライバーの主な支出には養路費(道路建設?維持費)とガソリン代とがある。重トラックの養路費は高額で、今後の改革で撤廃が予想される」と話す。
また中國重汽集団の関係者は「燃油稅改革が行われれば、省エネ型重トラックが競爭で優位に立つことになる。2007年以來、原油価格高騰に対処するため、中國重汽は省エネタイプの重トラックに主軸を置いてきた。よって今回の改革で利益を受けることになる」と話す。
「人民網日本語版」2008年11月24日 |