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広州モーターショーで見た日本企業の先見性 |
発信時間: 2008-11-27 | チャイナネット |
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日系企業の先見性は(1)來年の市場動向に非常に慎重な態度を取っていること(2)車種の開発プランや販売の重點について、市場動向に対応した調整を行っていること――の2點に集約される。多くの日系企業の責任者は、來年の市場に対し慎重な態度をみせる。成長率が5%以上低下するとの見方を示す者もいる。こうした心理狀態の下で、日系企業は「倹約して危機を乗り越える」ことを考えるようになり、運営コストを大幅に切りつめ、不必要な出費を削減するだけでなく、新車の開発リズムを遅らせるようになった。トヨタ系列のモーターショーで新車が一臺も発表されなかったことがその一例だ。このほか、日系メーカーは新車の開発プランで省エネや小排気量に重心を移しつつあり、技術的にはハイブリッドを大きな方向性とし、宣伝では燃費の良さをポイントに據える。排気量1.6リットル前後のコンパクトカーが、日系メーカーの來年の発展における重點分野だ。
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