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環境保護部部長「高度成長の代価、環境汚染を寛容すべきでない」
発信時間: 2008-11-27 | チャイナネット
化學工場による陽宗海の汚染に心を痛めると同時に、長江や黃河の沿岸や、數カ所の大きな湖の周辺にも相當數の化學工場や製鉄工場があることも心配でならない。汚染のほかに行き過ぎた開発も問題だ。北部河流の水資源の開発利用率は警戒ラインの30~40%を上回り、黃河や淮河、遼河の開発利用率はすでに60%、海河は90%も超え、流域の生態機能が著しく低下している。

 科學的発展観の核心は人間を基調とすることにあり、人間基調の最も基本は生命を尊ぶことだ。経済が発展し、衣食住行が向上しても、人々は環境汚染と生態衰弱の問題に直面することになる。こうなると発展に何の意味があるのか?「高級車に乗って汚い水を飲むより、自転車に乗ってきれいな水を飲むほうがいい」とはよく言ったものだ。もし本當に高級車に乗って汚染された水を飲むようになれば、現代化に対する最大の皮肉となる。わたしたちは絶対にこういう方向に発展していってはならない。

 「人民網日本語版」2008年11月27日
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