溫州市の陳宏峰副市長
中國國務院新聞弁公室は浙江省溫州市で12月5日、改革開放30周年の取材イベント記者會見を開催し、溫州市の陳宏峰副市長は、溫州市の経済発展狀況を紹介し、記者の質問に以下のように答えた。
「溫州市は國際化のレベルがとても高い都市であり、國際経済貿易とも関連が非常に強いため、金融危機の溫州市経済への影響は非常に大きい。溫州市は國內のほかの都市に比べ、早い時期に影響が始まりその範囲も広く、溫州市の約3割の外國貿易企業の輸出がマイナス成長だった。1月から10月の輸出と輸入は、去年の同期に比べそれぞれ7.9%と14%減少している」
「世界の約80カ國や地域に、約60萬人の溫州人が住んでいる。溫州市は世界の約190の國や地域と経済貿易を行っており、外國貿易の依存度は43%、GDPの貢獻率は8%で、世界68カ國、498の機関がある。溫州市が輸出する製品で、靴類は中國全體の26%を占め、世界では8%、金屬ライターは世界の90%で、低圧電気器具とメガネは中國総生産量の50%にも上る」
「國際金融危機は挑戦でありチャンスだと考えている。溫州市は日常消費品の輸出が主で、世界が金融危機に見舞われている中、溫州の製品が國際市場に入ることで、世界各國の金融危機に抵抗する能力を高めるだろう。また中央政府の政策を徹底的に実行し、企業の負擔を減軽して構造調整を進め、自主的な刷新を行わなければならない」
「チャイナネット」2008年12月5日 |