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ジェトロ北京代表処知的財(cái)産権部が昨年6月に発表した統(tǒng)計(jì)データによると、日本の47都道府県のうちの27カ所と政令指定都市3カ所の名稱が、中國(guó)での商標(biāo)登録を申請(qǐng)されており、うち都道府県20カ所と政令指定都市1カ所の名稱はすでに登録されている。
申請(qǐng)を出された27都道府県は、青森、秋田、福島、長(zhǎng)野、靜岡、群馬、千葉、愛(ài)知、岐阜、三重、富山、石川、福井、京都、奈良、和歌山、広島、山口、香川、高知、徳島、愛(ài)媛、福岡、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島で、このうち靜岡、奈良、広島、香川、福岡、宮崎、鹿児島を除く20カ所がすでに登録されている。
申請(qǐng)を出された3政令指定都市は川崎、名古屋、橫浜で、うち川崎がすでに登録されている。
このほか日本の有名な磁器「九谷焼」「美濃焼」なども中國(guó)で商標(biāo)登録されている。日本の高品質(zhì)なコメが中國(guó)に輸出されるようになると、「コシヒカリ」「あきたこまち」「ひとめぼれ」といった有名品種の名前が中國(guó)企業(yè)により商標(biāo)登録された。すると日本のコメはこれらの名稱の中國(guó)語(yǔ)表記（越光、秋田小町、人目惚）を使用できなくなり、「宮城産」「秋田産」「新潟産」などと表記するしかないという事態(tài)が起きている。
日本の地名は大陸部だけでなく臺(tái)灣?香港地域でも人気があり、商標(biāo)登録をめぐる案件が絶えず起きている。日本ブームに沸く臺(tái)灣では、日本の企業(yè)や商會(huì)が抗議行動(dòng)を起こし、現(xiàn)地企業(yè)により商標(biāo)登録された日本の地名を列挙して、臺(tái)灣當(dāng)局に取り締まりを求めたこともある。ジェトロは日本の地名の版権問(wèn)題に注目するが、中國(guó)と日本では狀況が異なり、意見(jiàn)を一致させることは難しい。日本では海外の地名を商標(biāo)登録することは禁止されているが、中國(guó)では東京と大阪以外の日本の地名はすべて登録が可能だという。
登録する中國(guó)の側(cè)からはこのような反論が寄せられる。日本で中國(guó)の商標(biāo)が商標(biāo)登録されたケースも少なくない?！腹凡焕怼埂庚埦埂竿侍谩工胜嗓?。文化的にみて、同じ漢字文化圏に屬し、ともに漢字を使用する中國(guó)と日本とでは、同じ商標(biāo)が発生する可能性が高い。中國(guó)で日本の地名を商標(biāo)登録するケースの大部分は、知識(shí)の乏しさに由來(lái)するものかもしれないが、悪意に基づく登録や、今後の発展を當(dāng)て込んでの登録といった可能性も排除できない。市場(chǎng)経済の社會(huì)では商標(biāo)ビジネスが盛んだ。個(gè)人や企業(yè)が海外の有名な商標(biāo)を爭(zhēng)って登録し、當(dāng)該製品が中國(guó)市場(chǎng)に進(jìn)出するのを待って、商標(biāo)権を高値で売りつけて利益を得るといった行為もままみられる。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2009年3月11日
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