國務(wù)院発展研究センター金融研究所の夏斌?所長はこのほど、金融危機が世界に與える影響力の大きさについて、「過去に例を見ないほどのもの」との認(rèn)識を示した。だが夏所長によると、政策措置がきちんと実行され、措置の調(diào)整がすばやく効果的であれば、「中國が安定的な成長を維持することは今年も可能であり、8%成長の実現(xiàn)にも希望が持てる」。夏所長はこの根拠として以下の5つを挙げた。
(1)農(nóng)業(yè)という堅固な土臺
農(nóng)業(yè)は土臺となる要素だ。中國の穀物生産は昨年、史上最高となり、5年連続の大豊作を?qū)g現(xiàn)した。このことは、緩和された貨幣政策を?qū)g施して危機に対応することや物価の基本的な安定を維持することに対して、良好な物質(zhì)的土臺となる。
(2)高い財政力
財政収入は昨年下半期から下がり続けているものの、中國の財政力は全體として高いレベルにある。中國財政はこれまで、赤字になったことはほとんどなかった。今年編成された赤字予算の額もそれほど大きくはなく、総合的な國力によって支えられる規(guī)模のものだ。中國財政にはまだ、ここという時に赤字政策を使って成長を保つ余裕があるということだ。
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