二輪車メーカー?重慶力帆轟達実業(yè)(集団)有限公司のロゴ「力帆?轟達」のうち、轟達の発音(Hong-da)がホンダに近似しているため、登録すべきではないとする判決がこのほど下った。
「力帆?轟達」は同公司が1999年に國家商標局に申請、登録したもの。一方のホンダは1982年に中國で「HONDA」の商標を登録しており、それぞれの商標は、類似商品に使用されている。このため、ホンダは國家商標審査委員會に異議申し立てを行っていた。
しかし、國家商標審査委員會は、「力帆?轟達」と「HONDA」は読み方が似てはいるが、市場では一般的に「HONDA」のロゴでホンダだと認識しているため、2つのロゴは混亂、誤解を引き起こすことは無いとして、ホンダの異議申し立てを拒否した。
このため、ホンダは國家商標審査委員會を相手取り訴訟を起こした。第一中級人民法院(裁判所)は審理の結(jié)果、「轟達」と「HONDA」の読み方が似ており、2つの商標が類似商品に使われていることは、混亂、誤認を起こしやすいとして、「轟達」のロゴを登録すべきではないという判決を下した。この一審で、國家商標委員會の裁定が取り消され、再び裁定を行うよう判決が下った。
「人民網(wǎng)日本語版」 2009年7月9日 |