中國(guó)交通銀行の連平チーフエコノミストは2日、次のような見(jiàn)方を示した。下半期の中國(guó)経済は回復(fù)局面が確実だが、対外貿(mào)易情勢(shì)がいぜんとして厳しいことや個(gè)人投資の回復(fù)を引き続き見(jiàn)守る必要があることなどを踏まえると、中國(guó)人民銀行(中央銀行)が金利引き上げを行う可能性は低い。新華社のウェブサイト「新華網(wǎng)」が伝えた。
交通銀行がこのほど北京で発表した最新の研究報(bào)告によると、中國(guó)経済復(fù)興の基礎(chǔ)はまだ十分に固まっておらず、こうした時(shí)期に急速で大幅な引き締め政策を行うべきではなく、「成長(zhǎng)の維持」が下半期マクロ調(diào)整の第一の目標(biāo)になるとみられる。現(xiàn)在、中國(guó)の通貨政策はデリケートな時(shí)期にさしかかっており、全體的な基調(diào)は基本的に変わらず、今後の調(diào)整は重要指標(biāo)の動(dòng)きに基づいて局部的で柔軟な微調(diào)整にとどまることが予想される。第3四半期(7ー9月)の國(guó)內(nèi)総生産(GDP)、消費(fèi)者物価指數(shù)(CPI)、資産価格の変化がカギを握るとみられる。
人民銀行が今週発表したところによると、人民銀は引き続き経済の安定的で急速な発展の促進(jìn)を金融マクロ調(diào)整の主要任務(wù)ととらえ、政策の連続性と安定性を維持しつつ、適切に緩和された通貨政策をぶれることなく継続的に実施していくという。
交通銀行の報(bào)告によると、物価水準(zhǔn)と経済成長(zhǎng)ペースをみると、現(xiàn)在はインフレ観測(cè)が出ているだけで、インフレ圧力はまだ現(xiàn)れていない。CPIは低水準(zhǔn)にあり、こうした情況で金利引き上げを行えば、実際の金利水準(zhǔn)が一層高くなり、投資活動(dòng)を圧迫することになると予想される。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2009年8月3日