國家エネルギー局の孫勤副局長は先般、広州で開催された第1回アジアエネルギー?フォーラムの席で、「新エネルギー産業計畫振興計畫」が「新興エネルギー発展計畫」に名稱を変更することを明らかにした。
かつて國家エネルギー局の関連會議に出席した國家電力網北京経済技術研究院の蔣莉萍副シニアエンジニアは、『毎日経済新聞』記者の取材に対しこう述べた。「新興エネルギー産業計畫」の素案を見ると、同計畫には一般に言われる再生可能エネルギーの開発だけでなく、かねてから関心が持たれている知能型電力網、新興エネルギー関連の技術も含まれ、例えば電気自動車や充電ステーションの発展がそうである。
「新エネルギー」から「新興エネルギー」への変化は政府の意識の変化を表すもので、中國の新エネルギー発展の構想はさらに明確となった。中國で電気自動車の発展が単獨項目として國家計畫に組み入れられるのは初めて。
工業情報化部は、同部が今月初めに発表した省エネと新エネルギー自動車に関する特定項目の調査研究報告で、中國はなお「少量の完成車生産能力と局部地域における商業化試行」の段階にあると指摘した。報告によると、中國は現在、ハイブリッドカー、純電動自動車、燃料電池自動車の3種類の新エネルギー自動車動力システム技術のプラットフォームと企業?大學?科學研究機関の連攜による研究?開発體系、新エネルギー自動車技術基準、測定評価能力をほぼ形成している。
蔣莉萍氏は、中國が電気自動車産業の発展を推進する直接的な要因は、エネルギー安全を考慮したことと化學エネルギーへの依存を軽減することにあると見ている。
「チャイナネット」 2009年8月19日 |