多くのアジア諸國と地域は現在、內需の中から成長の原動力を見つけ出し、アジアは內需、特に消費で経済成長を促進する必要があると考えている。これは現在の危機に対応するためだけでなく、新たな発展の道を模索するためでもある。
また、アジアの経済成長を見ると、アジア経済はすでに內需に頼り安定した成長を維持する新たな段階に來ている。過去30年、アジア経済、特に中國経済の急速な発展は世界から注目されてきた。アジアには日本のような先進國もあれば、中國のような後から発展した國もある。アジアの1人當たりGDPは、アジアがまた上昇段階に入ったことを示している。
需給構造を見ると、アジアの生産と消費には特徴があり、アジア経済の內在の平衡を実現させ、良好な內部循環を形成することにより、國際金融危機のような外的ショックを食い止めることができる。供給について言えば、アジアは「世界の工場」で、世界最大の製造業基地である。第一次産業、第二次産業、第三次産業がそろっており、大部分の需要を満たすことができる。需要については、アジアは世界で最も人口が多い地域で、市場が最も大きく、発展の差が最も大きい地域でもある。様々な異なる需要はアジアに無限の可能性をもたらしている。
アジア諸國と地域は現在、共同利益や共同発展の面において積極的に模索している。歐米などの経済大國もアジアとの協力強化を望んでおり、アジアの経済成長の原動力で現在の情勢を改善し、世界経済を健全な発展の軌道に乗せようと努めている。
「チャイナネット」 2009年9月18日
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