人民日報社の総合誌「環球人物」が選ぶ、2009年度多國籍企業人物賞の受賞者がこのほど発表され、3日に北京で授賞式が行われた。
授賞式には環境保護部の李幹傑副部長、國務院新聞弁公室の王國慶副主任、人民日報社の何崇元副社長、中央人民広播電臺の劉暁竜副総編集(副編集長)、米國の社會活動家であり投資銀行家でもあるロバート?ローレンス?クーン氏のほか、多國籍企業のトップ約30人が出席し、受賞者に各賞を授與した。
今回は11部門の受賞者が選ばれ、中でも「先進的リーダー賞」「年度企業賞」「社會責任賞」に注目が集まった。
先進的リーダー賞には、聯想集団(レジェンド)の高級副総裁と新興市場総裁を兼任する陳紹鵬氏と現代汽車(中國)投資有限公司の薛栄興董事長(會長)が選ばれた。年度企業賞には、三一重工株式有限公司、中國三星、大衆汽車(VW)(中國)投資有限公司が選ばれた。社會責任賞には、海爾集団(ハイアール)、ゼネラル?エレクトリック?カンパニー(GE)、中國恵普(HP)有限公司が選ばれた。
今回の選出作業は6カ月にわたって行われた。インターネット利用者16萬人によるネット投票の結果をふまえ、學術界やメディア界の専門家11人で構成された評価委員會が受賞者を最終的に確定した。
「人民網日本語版」2010年2月4日