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専門家、「米國債減はドル資産減を意味しない」 |
発信時間: 2010-02-18 | チャイナネット |
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アメリカ財務省が16日発表した統計によると、2009年12月に、中國はアメリカ國債保有高が342億ドル(3兆900億円)減り、減少幅が4%を超えたことで、日本に抜かれて2番目になった。 ところが、中國の金融関係専門家は、今回の國債保有高削減がドル資産保有高の削減には、関連性がないと見ている。 中國社會科學院の劉煜輝氏は「最近、ギリシヤ財政危機によって、ユーロが大幅に値下がりしたため、アメリカドルは相対的に値上りした。そこで中國はアメリカ國債を売卻した」と分析している。 中國外貨投資研究院の譚雅玲院長は、「削減は市場全體のリスクも加味した上で採った政策であり、海外投資という構造の調整にも関わっている。米國債の削減が直ちにドル資産への投資中止ということを意味しているわけではない」と見ている。 また、「アメリカ國債の保有高が多い順番は日本、中國、イギリスという局面は當分変わらないだろう。一方、中國の場合は、多元的な外貨保有と海外投資が今後の傾向になる」という見方もある。 「中國國際放送局 日本語部」より2010年2月18日 |
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