中國電信(チャイナ?テレコム)の呼びかけで、米クアルコム、韓國サムスンなど100社余りが參加する「CDMA2000攜帯電話設計?開発産業連盟」が5日、設立された。同連盟は、中國電信とCDMA2000攜帯チップメーカー、攜帯デザインメーカー、獨自の開発力をもつメーカーなどからなる非営利産業連盟で、中國のCDMA端末産業の將來に大きな影響を與えると期待されている。新華社のウェブサイト「新華網」が6日伝えた。
同連盟の理事長には中國電信の楊小偉副総経理が就任、理事會メンバーにはクアルコムやマイクロソフト、華為、中興、宇龍、大唐電信など業界トップメーカーがそろい、すでに主流攜帯電話メーカー100社以上が連盟への參加を表明している。
楊氏によると、昨年の中國のCDMA端末販売臺數は3200萬部以上と08年の3倍だった。1年余りのCDMA攜帯電話市場の爆発的な成長とCDMA端末産業チェーンの急成長がCDMA連盟設立の良い土臺となった。
中國の情報化が高度化するに伴い、3G、モバイル?インターネット、固定電話と攜帯電話の融合、三網融合(通信網?テレビ放送網?インターネットの融合)、モノのインターネットなど新技術が徐々に実用化され、2G時代のように外観や色彩、品質、使いやすさだけでなく、オリジナリティのある攜帯電話へのニーズが高まっている。これらのニーズに対応するには、通信キャリアのネットワークとサービスをはじめ、チップメーカーのチップと技術、ソフトウェアメーカーのプラットフォームとソフトウェア、設計?製造メーカーの開発?生産、コンテンツメーカーのアプリケーションとサービスなどの各段階での連攜が必要となる。
同連盟は産業資源の統合と協調を趣旨とし、CDMA2000攜帯電話の設計?開発においてメンバー同士が協力し合い、開発協力や製品革新を推進し、CDMA2000端末の産業チェーンの発展と拡大を促進していく方針だ。
「人民網日本語版」2010年3月8日