新疆経済を研究する東西部経済研究院の唐立久院長は、これまでの生産量に基づいて徴収する方式は、日増しに世界とのリンクを強める中國のエネルギー市場には適さなくなっていると考える。各種の國際大口商品価格は十數(shù)年で數(shù)十倍になったが、エネルギーが豊富な地域である新疆の財政は未だに中央からの財政移転支出に頼っている狀況だ。
「5%は高くない。西側の先進國では通常16-17%の石油資源稅を徴収している」と、新疆ウイグル自治區(qū)政府研究発展センターの趙徳儒主任は話す。
新疆の原油と天然ガスの生産量は2008年にピークに達した後やや減少したが、2009年は依然として莫大な生産量を維持している。趙徳儒氏は、石油資源稅改革により地方財政収入は100億元増加すると予想。それに天然ガスが加われば、収入はさらに巨額になるとしている。
「中國網(wǎng)(チャイナネット)日本語版」 2010年5月21日