中國の不動産価格の風向計とされている深セン不動産市場が再び全國の不動産価格下落をリードし、新築物件の成約価格は4週で3割以上の下落となった。
業界関係者は、このような大幅下落は価格の高い高級物件の成約數が減少したことと関係していると考える。
ただ、これらのデータは深センの不動産価格が全面的な下落局面に入ったことを意味しているわけでもない。少數の不動産企業が値下げを行ったのを除き、多くのデベロッパーがまだ様子見の段階だ。業界関係者の間では、値下げは大勢の赴くところで、大規模な値下げブームは第4四半期に起こるとの見方が強い。