中國西蔵(チベット)自治區で19日午前、中央企業(中央政府直轄の國有企業)および國內(大陸部)企業が投資する西蔵最大の鉱業プロジェクト「中國黃金集団(CNGC)ギャマ銅多金屬鉱床プロジェクト」が著工した。1期工事の採掘規模は日量6千トンに達しており、全て著工すれば同プロジェクトの年間納稅額は7億元(約90億円)になる見通し。西蔵自治區委員會の障?鵬?副書記(常務副主席)は起工式で「プロジェクト著工は、大規模な投資がまとまった生産量へと転換する新たな段階に入ったことを示している」と述べた。
同プロジェクトは西蔵自治區ラサ市メルド?グンカル県の海抜3900メートルから5300メートルの高原地帯に位置する。同自治區の8大重點プロジェクトの一つで、中央企業が西蔵に一括投資したプロジェクトとしては最大規模。計畫によると、採掘規模は日量1萬5千トン、総投資額は80億元(約1000億円)になると見込まれる。
「人民網日本語版」2010年7月20日