外國の家電メーカーは中國でのアフターサービスにおいて3つの問題があるとアナリストは指摘する。第一に、アフターサービスの流れが煩雑で、問題発生から解決までに時(shí)間がかかること。第二に、アフターサービス管理において価格が不透明で、規(guī)範(fàn)化されていない。消費(fèi)者の個(gè)別の問題は先送りにする傾向があり、消費(fèi)者が一致団結(jié)して動(dòng)き出すと、メーカー側(cè)がようやく解決プランを提示する。第三は、アフターサービスの差別化。メーカーによっては中國市場(chǎng)と海外市場(chǎng)で異なるアフターサービスの対応と態(tài)度を取っている。

近年、外國メーカーは優(yōu)れた技術(shù)や知名度により、中國の家電市場(chǎng)で一世を風(fēng)靡してきたが、最後に「サービス」で足を取られることとなった。中國市場(chǎng)に進(jìn)出している外國メーカーのうち、韓國メーカーのサービスはわりと良く、問題解決も迅速だが、製品の設(shè)計(jì)や品質(zhì)面で改善が待たれる。日本メーカーの製品は品質(zhì)は文句ないが、操作がしづらく、消費(fèi)者のクレーム対応が遅いといった聲がある。外國メーカーの中で最も態(tài)度が悪いのが歐米メーカーで、クレーム対応は遅く、製品の品質(zhì)問題も直視しようとしないなどの問題がみられる。

「人民網(wǎng)日本語版」2010年8月16日