明治乳業ウェブサイトでこのほど自主回収が発表された。同社によると、商品に金屬片が混入した疑いのため、同社はナチュラルチーズ約23萬個を自主回収する。現在までに健康被害は報告されていない。「広州日報」が伝えた。
明治乳業によると今回の大規模自主回収の原因となった金屬片は、ドイツ企業から原料を輸入した際に混入した。金屬片は全長約1ミリ、幅約1ミリ。自主回収の対象は3ブランド、8商品。明治乳業は、これらの商品はすべて同社の千葉県內の委託工場で生産されたもので、流通先は日本全國としている。
これらのチーズが中國に輸入されていないか、自主回収が同社製粉ミルクに影響はないのか?明治乳業貿易(上海)有限公司マーケティング部擔當者は17日、「弊社は粉ミルクのみ責任を負います。チーズ問題については日本へお電話ください」と述べた。
擔當者はまた、同社製チーズの中國での流通経路は粉ミルクとは異なるため、いかなる狀況も把握していないとした。
自主回収対象商品は次のとおり。
明治北海道十勝とろけるチーズ 使い切り5パック:賞味期限2010年10月12日--13日?2010年10月18日潤?20日
明治ピッツァミックスチーズ 220g:賞味期限2010年10月4日?2010年10月11日?2010年10月18日
明治サラダにかける細切りチーズ 使い切り4パック:賞味期限2010年10月19日
CO?OP北海道ミックスチーズ 200g:賞味期限2010年10月12日
「人民網日本語版」2010年8月20日