交通運輸部の翁孟勇副部長と韓國國土海洋部の金煕國次官は7日、山東省威海市で、それぞれ自國の政府を代表して、「中華人民共和國政府と大韓民國政府との陸海連攜輸送による自動車貨物輸送協(xié)定」および同協(xié)定の実施第一段階としての「実施議定書」に調(diào)印した。これにより、2011年以降は両國のトレーラーが船舶への乗船を認められることになり、韓國と山東省の指定港を通じて、陸上と海上とが連攜した自動車による貨物輸送がスタートすることになる。
陸海連攜輸送による自動車貨物輸送とは、貨物輸送車両が連絡(luò)船を利用して相手方の域內(nèi)に到達した後、貨物の積み替えや車両の乗り換えなしに、そのまま直接目的地まで貨物を運べるというスタイルの貨物輸送方式だ。この方式だと輸出入貨物を自動車で直接目的地まで輸送することが可能になる。今回の協(xié)定の実施第一段階として、両國はトレーラーシャーシの相互乗り入れを許可し、次の段階には先端部分を含む貨物車の相互乗り入れを許可する予定だ。ある統(tǒng)計によると、トレーラーシャーシの相互乗り入れが認められれば、コンテナ1個につき積み替え時間が3.5時間短縮でき、費用約50ドルが節(jié)約できるという。
「人民網(wǎng)日本語版」2010年9月9日