▽日本で數十年の実績をもつ迷奇
ある統計によると、中國の大?中都市で販売される化粧品は約1300種類に上り、うち合弁ブランドの製品が最多で、販売量の約半分を占める。國産化粧品の販売量は40%。國內コスメメーカーが生産する製品の品質は、合弁企業や獨資企業の製品とほとんど変わらない。大寶、奧敘?、迷奇、美加浄などのブランドは、國內消費者に評判が高いだけでなく、海外にも市場を広げている。日本に長く暮らしている王凌さんが証明するように、多くの人が海外のコスメを追いかけている時に、王さんの日本人の同僚たちは中國の老舗コスメに夢中で、王さんは帰國するたびに「買ってきて」と頼まれたという。
北京市亜美日化厰によると、同社が生産する迷奇ブランドの高級クリームは、1980年代に一世を風靡したが、その後國內?海外の大手メーカー製品に押されて徐々に隅に追いやられていた。だが日本ではいまでも売れ続けており、美を愛する多くの日本女性の必須アイテムとなっている。同社の販売員によると、同クリームの日本市場での売価はわずか數十元程度で、かねてより優れたコストパフォーマンスが日本女性に歓迎されているという。迷奇のほか、美白効果で名高い片仔コウ珍珠膏も、日本女性に長らく愛される中國の老舗化粧品だ。
*コウ:「やまいだれ」に「黃」
「人民網日本語版」2010年9月9日