年末になると、株式市場(chǎng)が中央政府の會(huì)議に大小を問わず注目し始める。そのひとつ、経済情勢(shì)を判斷し、翌年のマクロ経済政策を決定する、中國(guó)経済の風(fēng)向計(jì)の役割を果たす會(huì)議に、中央経済工作會(huì)議がある。同會(huì)議は毎年12月初めに開催され、複雑な経済情勢(shì)について、來年の経済政策をどう取るか、新政策のもとで株式市場(chǎng)がどう動(dòng)くかを話し合う。広州日?qǐng)?bào)が伝えた。

中央経済工作會(huì)議は毎年経済情勢(shì)を判斷する意思疎通の役割を果たすことから、機(jī)関投資家は會(huì)議內(nèi)容の分析に力を入れ、調(diào)整を図る。

この5年間の會(huì)議1週間前の上海総合指數(shù)を振り返ると、3回の上昇、2回の下落がみられる。年に1度の會(huì)議に注目が集まり、會(huì)議前後は株式市場(chǎng)にプラスとなる政策を期待し、値動(dòng)きが激しくなる。統(tǒng)計(jì)によると、この5年間の會(huì)議1週間前の株式市場(chǎng)をみると、05年に1.85％、07年に3.19％下がったほかは、06年、08年、09年のいずれも株価が上昇した。

會(huì)期中の値動(dòng)きはわりと小さく、會(huì)議後1週間に値動(dòng)きがやや活発になる。しかも、この10年間で株価が値下がりしたのはわずか3回。ところがこの2年は、會(huì)議後の株価が下落している。08年には4.92％、09年には0.87％下がった。

こうしたことから中央経済工作會(huì)議前には経済政策への期待が高く、株価上昇の勢(shì)いが強(qiáng)いが、會(huì)議半ばには政策面はやや落ち著き、會(huì)議後半になると會(huì)議內(nèi)容に基づき今後の動(dòng)向が分析され、株式に対する操作が行われることがわかる。

▽新興産業(yè)、農(nóng)業(yè)のインフラ建設(shè)に対する刺激策に注目

2011年は?第12次5カ年計(jì)畫(2011年-2015年)?元年にあたり、その経済的意義は非常に大きい。そしてまもなく中央経済工作會(huì)議が開催される。CPI（消費(fèi)者物価指數(shù)）は高止まりし、インフレ圧力がかかるなか、來年はどういう政策が取られるか？

國(guó)內(nèi)では今インフレが最大の問題となっているが、この「苦境」をどう乗り切るかが會(huì)議の重要な議題となる。量的金融緩和第2弾 （QE2）により、ホットマネーが中國(guó)に流入するリスクを政府は高度に重視している。また、通貨政策の位置付けと調(diào)整にも決著をつけなければならない。緊縮政策に対する議論はもはや市場(chǎng)ではされなくなった。

総體的には、経済全體に利益をもたらす成長(zhǎng)の方向に今後1年間主力資金が注がれる。興業(yè)証券の報(bào)告によれば、中央経済工作會(huì)議の意図に適合する、例えば新興産業(yè)、農(nóng)業(yè)のインフラ建設(shè)などが再び活発になるものと思われる。

?人民網(wǎng)日本語版?2010年11月30日