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日本の自動車メーカー 中國に第二弾「猛攻」(1)

日本の自動車メーカー 中國に第二弾「猛攻」(1)。

タグ: 日本 自動車

発信時間: 2010-12-06 17:41:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の有名自動車メーカーの二番手が中國への事業投資を拡大し、日本が仕掛ける中國での新たな「自動車戦爭」が始まりつつあるという。「日本新華僑報網」が伝えた。

今月に入り、日本の三菱自動車と広州汽車集団株式有限公司が合弁會社設立を発表したのに続き、富士重工業株式會社も年內に中國企業との協力をスタートする方針を確定した。業績があまり好調でない日本の二番手メーカーは、これまで中國市場への投資について慎重な態度を取っていたが、日本國內の自動車販売臺數が減少している局面の中で、対中國市場の投資拡大戦略を選択せざるを得なくなった。

▽三菱自動車の4段階戦略

三菱自動車は対中市場戦略を4つの段階に分けている。第1段階には出資比率を引き上げる。広汽集団と湖南省長沙市で合弁覚書に調印し、現在、株式の14.59%を保有する同省の広汽長豊汽車への出資比率を50%に引き上げ、広汽集団とそれぞれ株式の50%ずつを保有して、合弁會社を新たに設立する予定だ。第2段階には生産臺數を増加させる。2017年をめどに、中國での自動車生産臺數を3萬臺から8倍以上増やして25萬臺に引き上げる予定だ。第3段階には中國での販売ネットワークを増強し、第4段階には対中投資による世界レベルの戦略的コンパクトカーの生産を再検討するという。

▽富士重工業は中國での生産に著手

これまで中國で自動車を生産したことがない富士重工業は焦りの色をみせている。傘下のブランド?スバルは現在、日本の重要ブランドとしては唯一中國で生産を行っていない。富士重工業は中國市場で調査を重ね、中國の富裕層の自動車ニーズは拡大?上昇を続けていると判斷した後、中國の潛在的協力相手先企業との協力を強化し、合弁企業設立について協議するとの方針を決定し、年內にも結果を公表するとした。また販売能力の向上もはかる構えで、現在の販売臺數5萬臺を15萬臺に引き上げる計畫を立てている。

マツダ株式會社は、中國で米國のフォード?モーター、中國の重慶長安汽車株式有限公司と合弁で、フォードブランド車を生産する重慶工場とマツダブランド車を生産する南京工場を建設した。2008年以降、マツダがフォードとの提攜を解消するとの情報が流れていたが、マツダは今年5月になって「獨立」を果たし、南京工場を長安マツダ車の生産?運営拠點と定めた。こうした動きから、獨自の生産能力を高め、市場販売力を強化し、生産體制を新たに調整しようとするマツダの意向がうかがえる。

「人民網日本語版」2010年12月6日

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