中國人民銀行はこのほど、全國50都市で2萬人の預(yù)金者を?qū)澫螭衰ⅴ螗暴`ト調(diào)査を行った。それによると、住民の物価満足度は1999年第4四半期以來の最低を記録し、物価上昇に対する予想も高まっている。所得はほぼ安定し、今後の予想に対する大きな変化はない。また、住民の7割が現(xiàn)在の不動産価格は高すぎると考えており、上昇予期も再び高まっている。住民の貯蓄は投資(主に債券、株式、ファンドの購入)に移っている。
1. 物価満足度指數(shù)
2010年第4四半期の住民の物価満足度は調(diào)査開始(1999年第4四半期)以來の最低を記録し、13.8%だった。「物価が高く、受け入れ難い」と考える住民は73.9%で、前四半期より15.6ポイント上昇、「物価は受け入れられる」と考える住民は24.8%で、同14.9ポイント低下した。
住民の物価上昇に対する予測も高まり、物価期待指數(shù)は81.7%に達(dá)し、前四半期比8.5ポイント上昇した。うち、次四半期に物価が上昇すると予想する住民は61.4%を占め、前四半期より15.2ポイント上昇した。
2. 収入感受指數(shù)
住民の所得狀況は安定を維持している。2010年第4四半期の収入感受指數(shù)は51.1%で前四半期比0.5ポイント低下、前年同期比0.6ポイント低下し、ほぼ安定している。
住民の収入期待指數(shù)は前四半期比で橫ばいの55.5%となった。住民は來年の狀況に対し慎重な見方を示しており、今後の予想に対する大きな変化はなく、消費(fèi)の増加に不利にはたらくことが予想される。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2010年12月15日