3.北東アジアで緊張狀態続く
韓國の哨戒艦「天安」が3月26日、朝鮮半島西部海域(黃海)で爆発を起こし沈沒した。乗組員104人のうち、救助されたのはわずか58人だった。韓國は5月20日、「天安」は朝鮮の小型潛水艦からの魚雷攻撃を受けて沈沒したという調査結果を発表したが、朝鮮側は「事件とは無関係」と主張。また11月23日、韓國と朝鮮は北方限界線付近で互いに砲撃し、韓國人4人が死亡した。朝鮮側は、韓國が朝鮮の領海に向けて砲弾を発射したためだと説明した。韓國と米國は11月28日から12月1日にかけ、朝鮮半島西部海域で合同演習を行い、米原子力空母ジョージ?ワシントンが演習に參加した。12月3日には、8日間に及ぶ日米最大規模の合同軍事演習が日本の周辺海域で行われ、北東アジアは1年にわたって緊張狀態が続いている。