中國人民銀行の劉士余副総裁は9日、署名入りの文章を発表し、2010年11月末現(xiàn)在、中國の銀行業(yè)務を行う金融機関の総資産は91兆元を突破し、「十一?五(第11次5カ年計畫期、2006~2010年)」開始時の1.47倍となったことを明らかにした。
2010年10月末現(xiàn)在の証券會社106社の総資産は2兆2400億元、ファンド會社62社が管理する資産は2兆5100億元に達し、「十一?五」開始時よりそれぞれ6.3倍と4.32倍増加した。
2010年11月末現(xiàn)在の保険業(yè)の総資産は4兆9000億元で、同2.2倍増だった。
これにより、銀行業(yè)、証券業(yè)、保険業(yè)、ファンド業(yè)の総資産を合わせた資産は100兆元の大臺を突破し、101兆6500億元に達したことになる。また、信託やリースなどその他の金融業(yè)務の資産を加えると、中國の金融業(yè)の総資産はさらに多くなる。
全體的に見ると、銀行業(yè)は中國の金融業(yè)において絶対的な地位を占め、総資産は金融業(yè)全體の約9割を占める。しかしここ數(shù)年の急速な発展により、証券業(yè)とファンド業(yè)の資産増加速度は、銀行業(yè)と保険業(yè)を大幅に上回っている。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2011年1月10日