春節(jié)が近づき、中國國內(nèi)では茅臺酒の価格が急騰している。茅臺酒1本(500ml)の価格は、多くが1200元(約1萬5千円)となっており、日によって価格が変わる場所では最高で1800元(約2萬2500円)に達(dá)したこともあるという。しかもこれらの酒が本物であるという保証はない。しかし、日本ではこの茅臺酒を1本約700元(約8750円)で購入することができる。日本新華僑報(bào)が伝えた。
東京?池袋駅の周辺には200以上の華僑?華人企業(yè)が立ち並んでおり、「東京中華街」とも呼ばれている。ここにある店「友嘉中國物産」では、茅臺酒が一ヶ月前にすでに売り切れたという。池袋駅北口の中國物産店「陽光城」では、500mlの茅臺酒が1本8800円で売られていた。この茅臺酒が本物かどうか尋ねたところ、店員は包裝に張られたシールを指差し、「これは日本の問屋の荷札です。日本の問屋は自分のブランドをつぶすような真似はしませんよ」と答えた。「陽光城」の向かいにある「中國友誼商店」では、「貴州茅臺酒」が1本9500円で売られていた。店員は「1カ月くらい前から中國のお客様が帰國前にここで茅臺酒を買って行くようになりました。帰國後の一番のお土産だそうです。日本の茅臺酒の価格が中國の価格より安いのは、當(dāng)初の輸入価格が比較的安く、まだ在庫があるからでしょう。しかし、もうすぐ値上がりすると思われます」と述べる。同店員によると、現(xiàn)在中國の稅関は厳しい検査を行っていて、中國への帰國の際、酒を1人2本まで持って帰れるが、茅臺酒は1本までしか許されないという。
「人民網(wǎng)日本語版」2011年1月13日