中?米両國の製造大手、中國航空工業集団(中航工業)とゼネラルエレクトリック(GE)が対等に協力し、中國C919大型航空機プロジェクトを土臺とした世界民間大型航空機用航空電子機器市場に參入する。「國際金融報」が報じた。
中航工業とGEが取り交わした協力合意書によると、雙方が設立する航空電子合弁會社は、中國製商用機C919型機をプロジェクトの土臺とし、世界民用航空電子業の産業チェーン全體に徐々に參入し、世界トップレベルの航空電子サプライヤになるという戦略目標を目指す。
中航工業の張新國?副総経理は、「ハイテク分野、特に航空工業分野において、今回の提攜は、米中両國の対等協力という點で重大なブレイクスルーとなり、両國のパートナーシップ関係に前向きな作用を及ぼす。雙方が民間航空機市場に共同で參入し、米中間の工業協力とハイテク協力を推し進めることは、両國の工業協力と長期にわたる協力パートナーシップ関係樹立にプラスに働くだけではなく、両國の貿易アンバランスを是正し、両國貿易のより健全な発展を促すことにも役立つ」とコメントした。
GEによると、新合弁會社とC919関連プロジェクトは、両國で300以上の就業機會をもたらし得るという。中國を基地とする合弁會社設立は、GEと中航工業が商用航空機用一體化航空システム市場への參入の第一歩となる。雙方はともに、合併會社の製品とサービスを取引先や販売代理店に提供する。
「人民網日本語版」2011年1月24日