中航工業機電系統有限公司と米國のハミルトン?サンドストランド社の合意調印式
中航工業機電系統有限公司と米國のハミルトン?サンドストランドはこのほど、北京で中國の國産大型旅客機C919の電源システムを開発する合弁會社を設立すると発表した。これは中米雙方が昨年の珠海航空ショー期間中に締結した合弁會社設立に関する枠組み合意から正式な合意に至ったことを示すとともに、雙方の提攜に実質的な進展がみられたことを示している。
新しく設立される合弁會社は中國商用飛行機有限責任公司(中國商飛公司)が開発する大型旅客機C919向けに発電、配電を含む電源システムを開発?製造し、C919向けの一級サプライヤーとなる。雙方が交わした契約によると、合弁會社の投資総額は1.45億ドル、資本金4800萬ドルで折半出資する。2012年までに完成、稼働する見込みである。
C919のシステムサプライヤーである中航工業機電系統有限公司は、積極的に世界一流の航空宇宙システム會社と提攜し、合弁會社を設立するなど、液圧システム、燃料システム、環境制御システム、電源システム、補助動力裝置、飛行制御システム、航空電子システムなど航空機向けのシステムサプライヤーとなっている。紹介によると、航空機電源システムは発電システムと配電システムからなり、特に飛行の安全に直接関わる基幹設備に要求にかなった電力を供給するという。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月8日