「ロサンゼルス?タイムズ」は市內の建造物について懸念を示した。「問題の根本は我々が似たような被害のある地震に遭うか否かでなく、いつ遭うかである。カリフォルニア州の建築基準は米國で最も厳しいが(1933年のロングビーチ地震で強化されていたビルのほとんどが倒壊したため)、日本の基準とは比べものにならない」。「州間高速道路5と14の立體高架橋は1971年のサンフェルナンド地震で倒壊し、再建後に1994年のノースリッジ地震でも倒壊した。我々のインフラは容易に損壊することはもはや明白だ。2回の地震はマグニチュード6.6、6.7で、破壊力は今回の日本の大地震にはるかに及ばない」。
インド紙「ヒンドゥスタン?タイムズ」は社説で、インドは今回の東日本大震災から十分な教訓を學ぶべきで、「さらに高い建築基準を推し進め、地方から政府に至るまでの災害管理および応急対策を構築し、関連する行政インフラを統合すべき。いずれも政府が解決すべき差し迫った問題だ。福島原発の爐心溶融の可能性を考えると、インドの原発には徹底した安全検査が必要で、強い揺れに耐えられるか検証すべき。かりに対策を講じなければ、応急対策の不足が將來的に大きなあだとなるだろう」と伝えた。
英紙「デイリー?テレグラフ」は、日本は震災から復興しつつあると論じた。日本人は今回の地震で多くの命と財産の損失を被ったが、震災に対する日本國民の対応は、1923年の関東大震災にしても、1995年の阪神?淡路大震災にしても、非の打ちどころがなかった。もしいま日本を訪れれば、日本人のエネルギーと智慧に衝撃を受けるはずだ、と報じた。
「人民網日本語版」2011年3月17日