『証券時報』
中國の金利『心地よい』:易剛
中國人民銀行の副頭取、國家外國為替管理局の易剛局長は23日、実際の利益を中長期的に考える必要がある」と述べた。現在、中國の預金金利は3%、貸付金利は6%以上で、他國の低金利やゼロ金利に比べ「中國の現在の金利は『心地よい』、高すぎればホットマネーの流入を招く」と指摘した。中央銀行の今年の主な取り組みはインフレ対策と物価の安定である。そのため、易剛局長は「政策のために、利率、為替レート、預金準備率及び公開市場操作(オペレーション)の実施などあらゆる手段を考えている」ことを明らかにした。
今年の5,6月はインフレ圧力がもっとも大きくなるが、下半期になればある程度緩和されるという。
2月中國保険資産総額5兆2000億元超
中國保険監督委員會が発表した最新の統計データーによると、2月末現在、保険業界の資産総額は前年同期比25.8%増の5兆2077億元に達し、依然として高い伸び率を保っている。各投資に使われる保険資金は同比24.1%増の3兆3671億元、保険業の銀行預金は同比34.5%増の1兆4599億元に達した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月24日