日本政府が23日発表した月例経済報告によると、日本の東北地方で11日に発生した大地震と津波で倒壊した住宅、道路などの直接被害額は最大で25兆円に上るという。
しかし、ある調査機関が同日発表したデータでは、日本株に投資する上場投資信託(ETF)への資金流入が過去最高を記録している。同機関のアナリストは、投資家が依然として日本に自信を持っているということを表しているとの見方を示した。
日本政府は23日発表した試算報告の中で、地震が引き起こした津波により、今回の大地震がもたらした被害額は1995年に発生した阪神大震災の10兆円を遙かに超え、戦後最大の自然災害となったと発表した。