今回、消費者自信指數が回復したのは、將來の収入に対する楽観度が大幅に上昇したことが大きい。將來の収入について「良い」、「比較的良い」と答えた消費者の比率は昨年第4四半期の62%から9ポイント増の71%となった。また、就職を楽観視する人の數も前回の67%から6ポイント増えて73%となった。また、収入の増加と就職狀況の好転により消費意欲も上がっていることが明らかとなった。しかし、現在の消費意欲はまだ低い水準にある。
今回の調査では、農村部、都市部ともに消費者自信指數が回復していることも明らかになった。昨年第4四半期、都市部の消費者自信指數は大幅に下落、農村部は橫ばいだった。収入別にみると、高所得層の消費者自信指數は前回より8ポイント増えた112、中所得層の消費者自信指數は前回よりも6ポイント増えた111だった。低所得層の消費者自信指數は前回よりも9ポイント増え、103となった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月7日