商務(wù)部の姚堅報道官は19日、定例記者會見で、「昨年、日本は中國にとって最大の輸入相手國だったが、今年１月から４月のデータをみると、EUが日本にかわって最大の輸入相手國となった」と明らかにした。姚堅報道官は、「再建への參加も含めて、今後、日本との経済活動を強(qiáng)化していきたい」と強(qiáng)調(diào)した。

姚堅報道官は、日本経済が安定し、復(fù)興作業(yè)が軌道に乗り始めたころを見計らって、中國は経済、貿(mào)易、再建などに関して、日本と協(xié)議や交流を進(jìn)めていきたいと述べた。商務(wù)部の陳徳銘部長は來週、日本を訪問し、経済産業(yè)省の関係者と経済?貿(mào)易協(xié)力、復(fù)興支援、投資の強(qiáng)化などについて話し合う予定である。

姚堅報道官は、「中日関係は非常に重要であり、我が國も中日による経済?貿(mào)易関係を非常に重視している。歴史を振り返れば、中日貿(mào)易は歐米諸國との貿(mào)易よりも早くから開始されており、歴史的にも重要な地位を占めている。日本は中國にとって最大の輸入相手國であり、第三の貿(mào)易相手國である。したがって、我々は中日の貿(mào)易を非常に重視している。４月だけをみると、中國の日本からの輸入はわずか4.7％増となり、先月よりも12ポイント下落した。これは間違いなく日本の地震が影響している」と述べた。

昨年、日本は中國最大の輸入相手國だった。しかし、今年１月から４月のデータをみると、EUが日本に代わって、最大の輸入相手國となった。これは新たな変化である。商務(wù)部はすでにこの変化に注目している。商務(wù)部はこの変化と日本の復(fù)興狀況に基づき、再建を含めた日本との経済活動を強(qiáng)化していくとしている。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2011年5月19日