中國人民銀行(中央銀行)は21日、オープン市場で10億元の1年期中央銀行手形を発行した。今回発行された中央銀行手形の金利は9.61bp急上昇して3.4019%となった。
基準金利のバロメーターと見なされる1年期中央銀行手形金利の上昇で、市場の基準金利引き上げ観測は強まっている。中信証券のマクロ経済専門の孫穏存研究員は、7月に利上げが実施される可能性が大きいと見ている。
中國人民銀行は先週木曜日3カ月期中央銀行手形の金利を8.17bp引き上げたばかり。今回の1年期中央銀行手形金利の上昇で、中國の基準金利引き上げが確実になったと見られている。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2011年6月22日