林國本
6月27日の午後から夕方にかけて、集中豪雨に見舞われた。連日の猛暑で、クーラーのつけっぱなしの日が続いたが、この雨のおかげでだいぶ涼しくなったし、空気もきれいになったが、市內(nèi)の一部地域では浸水、排水難などの被害が発生し、退勤者や市民の一部は足止めをくらったらしい。
テレビのコメンテーターは、北京市は世界的近代都市づくりに力を入れているが、地上部分のハコモノの方はずいぶん近代化してきているが、地下の部分のインフラの整備が立ち遅れていることは否めない、と語っていた。中國のメディアも透明性の向上がみられ、浸水、排水難の映像をありのままにオンエアしていたし、北京市の関連部門が瞬時に対応策をとっていることも詳しく放映された。
今回、一応満足できたのは、北京市の各區(qū)でこうした事態(tài)を想定して、関連の物資をストックしていたので、命令が降ると救援者、応急修理要員が瞬時に出動したことである。ポンプ車も次々と災害発生現(xiàn)場に送り込まれたし、大體數(shù)時間で問題を解決した。