6月の中國の乗用車市場は前月比、前年同期比ともにプラス成長となったが、中國國産ブランド車は、6月も「冷え」を感じていた。
哈飛、比亜迪などいくつかの國産ブランド車で販売代理店が店を閉めるケースが現れ始めるなど、自動車購入制限政策を実施している北京では、國産車はさらに厳しい試練に直面している。
國産自動車メーカーの一部が、北京の販売代理店の數を減らしている。「業界內の悲観的な見方では、4S店の約半分、少なくとも三分の一が閉店に追い込まれることになる。まず支えきれないのは國産車の代理販売店だ」と北京北辰亜運村自動車交易市場の遅亦楓社長は取材に答えていう。
データによると、今年上半期は、長城汽車、江淮汽車、吉利などの國産車の販売がやや増加した以外は、チェリー、華晨、衆泰、上汽通用五菱などでいずれも一定の販売低下が現れている。