スポーツの分野でも、いろいろな世界クラスの競技大會が開催されている。
最近、ニュースになったのはフランスで行われているような自転車のロードレース(ツール?ド?フランス)が「環北京自転車ロードレース」というネーミングで行われたことである。國際自転車競技連盟(UCI)傘下のプロチーム18と中國チームがこれに參加した。これは國際プロスポーツの競技の導入という面では初體験であったが、一応の成果を上げた。今後は北京名物の行事となるのであろう。
口コミによると、モナコで催されている世界サーカス大會も、北京に持ってきて開催する話がすすめられているらしい。
こうした一連の動きから北京の変化が感じとれるが、すべてが百點満點ではないことも確かだ。
まずは、モータリゼーションの発展によって交通渋滯がしばしば発生していることだ。北京市は道路の整備に力を入れてはいるが、他の地方の新聞の論評を見ると、クルマの販売臺數と渋滯の解消と同時に追求することはムリだということも言われている。究極的には「都心部」は公共交通システムが主となる日が來るのではないだろうか。