家電業(yè)界の大規(guī)模な提攜が実現(xiàn)した。蘇寧電機(jī)と三菱重工はこのほど、中國(guó)大陸部市場(chǎng)での家庭用エアコンの販売とアフターサービスを擔(dān)當(dāng)する合弁會(huì)社を設(shè)立すると共同発表した。國(guó)際金融報(bào)が報(bào)じた。
中國(guó)電子商會(huì)の陸刃波副秘書長(zhǎng)は、「家電販売ルートの多様化という業(yè)界內(nèi)の事情を反映した今回の提攜は、蘇寧と三菱に相互利益をもたらす。しかし客観的に見て、今回の提攜方式が中國(guó)家電市場(chǎng)の主流となることはなく、その他の家電メーカーに大きな衝撃を與えることもない」と指摘した。
◆方式の転換
三菱重工が株式の多くを保有し、蘇寧も一部を保有する新合弁會(huì)社「菱重家用空調(diào)系統(tǒng)有限公司」は上海に本部を置き、2012年1月1日より正式に営業(yè)を開始する。雙方の具體的な投資額と持株比率については公表されていない。一部メディアは関係者の発言として、「蘇寧の持株比率は約10%」と報(bào)じている。
情報(bào)によると、雙方は蘇寧電器の本部がある南京に研究開発センターを設(shè)立し、三菱重工の製品ラインナップの充実化につなげる。特に蘇寧電器を通じて三、四級(jí)市場(chǎng)の消費(fèi)情報(bào)を共有し、現(xiàn)地消費(fèi)者のニーズに合わせた製品を研究開発する。
陸副秘書長(zhǎng)は、「雙方は、総合的な技術(shù)力を持つ製造メーカーと大型家電量販ルートを結(jié)びつける提攜方式により、伝統(tǒng)的なマーケティング方式の変革を目指している。この方式は、國(guó)美電器や蘇寧電器等の家電量販店が採(cǎi)用する各メーカーの商品を同じフロアに並べる方式とも、1社のメーカーと一手販売関係を結(jié)ぶ方式とも異なっている」と説明した。
一手販売方式と異なる點(diǎn)について、同氏は「法律的に、新合弁會(huì)社は販売ルートをさまざまな売場(chǎng)まで拡張することができる。それが蘇寧電器の競(jìng)合他社であってもだ。相手側(cè)に受入の意思があれば、かつての一手販売方式による?yún)g一ルートのみにとらわれる必要はない」と述べた。