中國の陳徳銘商務部長は2日、中國米國商會主催の夕食會であいさつし、今年の中米貿易は4000億ドルを突破する見込みで、來年はさらに増えるだろうと語った。
陳部長によると、現在、中國は米國第2位、米國は中國第2位の貿易相手で、今年1~10月期の貿易額は前年同期比17%増の3630億ドルに達した。
陳部長は夕食會に出席した両國の企業経営者を前に「來年は(世界経済が)困難に直面する一年になるだろう。中米両國は協力を深めて、危機を迎える一年に対応していくべきだ」と強調した。
さらに「今年の中國経済の成長率は9%を超える見込みだ。國際市場の衰退などの影響を受けるため、來年の中國経済の成長率はいくらか鈍化するかもしれないが、中國経済は引き続き安定と好調を保っていくだろう」と指摘した。