▽中國では回収行わず
明治の中國法人?明治乳業(yè)貿(mào)易(上海)有限公司の市場(chǎng)部門の責(zé)任者によると、日本での口蹄疫を踏まえた輸入禁止措置や東日本大震災(zāi)を受けて、中國市場(chǎng)で現(xiàn)在販売されている明治ブランドの粉ミルクはすべてオーストラリアでパッケージされ、オーストラリアから輸入されたものとなっており、原料にはオーストラリア製の牛乳を使用している。よって明治本社は中國市場(chǎng)では回収を行わないとしている。
昨年6月、日本からの口蹄疫の流入を防止するため、中國は日本製粉ミルクの輸入を一時(shí)停止すると発表し、市場(chǎng)では明治ブランド製品の品不足現(xiàn)象が起こった。停止措置は今年初めに解除されたが、東日本大震災(zāi)が発生したため、明治は中國への粉ミルク輸出を引き続き一時(shí)停止することにした。この間に明治は中國市場(chǎng)戦略を調(diào)整し、日本を原産地としていた「珍愛」シリーズをオーストラリアでの生産に切り替え、今年7月までオーストラリア原産の同シリーズ製品が中國市場(chǎng)に出回った。
代理購入ルートで日本原産の粉ミルクを購入した消費(fèi)者に対して交換や返品に応じるかどうかについて、同責(zé)任者は現(xiàn)在の代理購入ルートは把握が難しいこと、同社には交換のための製品がないことから、交換や返品には応じないとし、中國の消費(fèi)者に正規(guī)の取次販売ルートで明治の粉ミルクを購入するよう呼びかけている。
上海市出入境検験検疫局によると、2010年から現(xiàn)在まで、上海の稅関で乳幼児用粉ミルクを含む日本産乳製品が輸入されたとの記録はないという。
「人民網(wǎng)日本語版」2011年12月7日