中國旅遊研究院はこのほど、2012年元旦と春節(jié)（舊正月）、今後３ヶ月の観光意欲に関して調(diào)査を行った。その結(jié)果、元旦の連休に旅行に出かけると答えた人は32.33％、春節(jié)（舊正月）の大型連休に旅行に出かけると答えた人は36.5％と、昨年に比べて大幅に増加した。

今回の調(diào)査では、おなじみの観光地に人気が集中していることが分かった。そのうち、北京、上海、三亜がトップ３、海外では香港、日本、モルディブ、タイなどが人気の観光地だった。元旦の休みには近隣に、春節(jié)は省を超えて旅行するという人が多く、海外旅行をする人も割合も増えた。そのほか、ハネムーン、マリーンリゾート、クルーズなどが春節(jié)な新たな旅行スタイルとして見られた。

現(xiàn)在、中國の観光需要は比較的安定、人々の観光意欲も昨年より大幅に高まった。今回の調(diào)査はアンケートで実施され、全國に住む2750人から有効回答を得た。年齢や性別の分布からみても、合理的な調(diào)査対象になったという。その結(jié)果、元旦の連休に旅行に出かけると答えた人は32．33％で、昨年の20.6％から大幅に増加した。春節(jié)（舊正月）の大型連休に旅行に出かけると答えた人は36.5％で、昨年の34.3％からやや増加した。今後３ヶ月以內(nèi)に旅行に出かけると答えた人は88.9％で、昨年の73.6％を上回った。

中國旅遊研究院は2000年から2011年の春節(jié)における観光データを踏まえ、春節(jié)連休期間の観光者數(shù)を前年同期比約21％増の延べ1億8500萬人と予測。また、観光収入を21.9％増の1000億元とした。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2011年12月28日