第一に、産業モデルの構造変化だ。業界は組み立て中心から研究開発へと軸足を移す。完成車の輸出と新エネルギー車の比重が高まり、産業資源の集積が進む。
第二に、産業バリューチェーンに変化が見られる。完成車の製造から販売やアフターサービスなどに重心が移る。業界の平準化が進むにしたがい、企業は橫並びから集中と選択の戦略を採る。
2012年の自動車業界の外部環境は2011年に比べれば良好だ。政策上の引き締めは緩やかになり、消費者物価指數(CPI)と生産者物価指數(PPI)も低下している。自動車政策の効果が低減することにより、2012年の需要は増加に転じる可能性も高い。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年1月5日