中國で撮影旅行がにわかにブームとなっている。1月8日、東方視覚?朝陽撮影協會による「第一回友好會および沖縄撮影旅行PR會」が開かれた。
ここ數年、経済の急成長と生活水準の向上に伴い、中國は世界最大の中?高級カメラ消費國となり、それと関連の強い撮影旅行にも注目が集まり始めた。ある統計によると、中?高級カメラの販売総額は年間100億ドルを超え、デジタルカメラの普及率も30%近くとなっている。特に大都市では、ほぼすべての家庭がデジタルカメラを持ち、一家に數臺、一人數臺という狀況も珍しくなくなっている。
現在、撮影はもはや専門的なものではなくなり、撮影をメインとする新たな観光地も増えてきている。蕓術的魅力をもった作品は人々の心に感銘を與えるだけでなく、これまで知られていなかった観光地や景色、都市を有名にし、その場所の観光業と経済成長によい影響を與える。
撮影と観光は密接に関連しており、観光には撮影が必要であり、撮影は観光業の発展と繁栄を推進する。
撮影旅行をPRする北京の旅行會社、東方視覚と多くの會員をもつ北京朝陽區撮影協會は「友好會」を組織した上で、獨特なサービスを打ち出し、撮影旅行愛好家によりよいサービスを提供している。東方視覚は撮影に適した季節、時期、日光、被寫體などを考慮した特色あるツアーを組み、「友好會」の専門家がツアーのガイドを務める。同専門家はメディアへの紹介や、品評會やコンテストなどの開催、アルバムの制作など様々なサービスを提供し、撮影愛好家の技術?作品のレベル向上をサポートする。
沖縄観光會議局は「友好會」の場を借り、沖縄の撮影ツアーをPRした。沖縄は「東方のハワイ」と稱される島である。九州と臺灣の間に位置し、大小100あまりの島から構成されている。沖縄は日本の最南端に位置し、年間平均気溫は20~24度。年間を通して、春のように暖かで快適な気候が続く。沖縄には輝く日光と透き通った海、白くきらびやかな砂浜、きれいなサンゴ礁があり、スキューバーダイビングの聖地としても知られている。様々な姿の亜熱帯植物と亜熱帯の雰囲気、彩り豊かな海洋生物と赤い屋根の建物、悠久の伝統文化と世界遺産、免稅店やレストランも充実し、撮影旅行にはもってこいの場所である。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月12日