不動産市場に対する私の考えはこうだ。中國は13億人以上の人口を抱え、工業化と都市化の段階にあり、住宅の需要はしっかりしていて、継続的なものである。動向から言って、より多くの人が家を借りることを奨勵すべきだ。
不動産市場の発展について、私は次のように見ている。まず、不動産の長期的で安定し、健全な発展を維持する必要がある。盲目的に発展すれば経済バブルが起き、それが破壊すれば不動産市場に影響するだけでなく、経済全體にも影響が及ぶ。
次に、合理的な不動産価格とは、不動産価格が國民所得と合い、投じた資金や合理的な利益と合致していることだろう。不動産価格はまだ合理的な価格に戻っていないとはっきり言える。そのため、調整策を緩和することはできない。緩和すればこれまでの努力が無駄になり、不動産市場の混亂につながり、不動産の長期的で健全、安定した発展に不利となる。
最後に、不動産の発展は市場の役割を十分に利用する必要がある。しかし、政府はさらに安定し、公平を促すため、政府の役割も欠かすことはできない。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年3月14日