しかし、近年、液晶パネルで韓國のメーカーが有機EL(Organic Electro-Luminescence=OLED)を打ち出し、攜帯市場では米アップル社がiPhoneを打ち出すと、「イノベーション能力の低下」が日本企業の稀に見る「傑作」となってしまった。
もっと重要な事は、日本企業の1970年代や80年代の頃のあの「イノベーション精神」が今の時代になかなか見られなくなったことである。當時はアメリカの企業も日本から學びたくてしょうがなかった。中國、韓國、アメリカの電機メーカーの血気盛んな勢いに比べ、日本は明らかに益々活力を失っているように見える。
今となって、日本の電機メーカーは相次ぐ赤字だけではなく、企業の存続を脅かすほどの巨額の損失を出している。シャープは株式を売り出さなければ、倒産のリスクさえ抱えており、日本の電機メーカーは今、全體崩壊の危機に直面していると言えよう。やり方を刷新しなければ、會社の先は見えないだろう。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年4月6日