中國國家統(tǒng)計局が13日に発表した第1四半期の國內(nèi)総生産（GDP）は前年同期比8.1％増だった。中國政府の今年度の目標(biāo)である7.5％は上回るものの、過去3年間で最低の伸びとなった。外國メディアは中國経済の四半期成長率の「減速」を注視している。減速の原因として歐米消費(fèi)市場の低迷による輸出のかげりや、中國不動産市場の投資の鈍化をあげる聲もある。だがメリルリンチは第1四半期は前半が抑制傾向で後半に上昇したことに著目し、「最悪の時期はすでに脫した」として、中國経済のソフトランディング実現(xiàn)を楽観視している。人民日報系の國際情報紙「環(huán)球時報」が伝えた。

四半期成長率が2009年以來最低の伸びとなったことについて、獨(dú)誌シュピーゲルは13日付で「中國経済の減速を受けて、市場は世界経済の下降への不安感を強(qiáng)めた。外需低迷と內(nèi)需不足によって中國経済は異例の軟調(diào)を呈している」と論じた。ゴールドマン?サックスの中國エリア?アナリストも「失望させられる數(shù)字だ」と評した。米紙ウォール?ストリート?ジャーナルは13日付で「中國経済の成長率は通常健全な水準(zhǔn)と見なされる8％を依然上回っているが、多くの兆候は將來的なソフトランディング実現(xiàn)の難度が増しつつあることをはっきりと示している」と報じた。ブルームバーグは13日付で「歐米の多くの國は失業(yè)率が高止まりし、莫大な公的債務(wù)のために景気刺激策の規(guī)模が制約され、懐具合の悪い消費(fèi)者も財布の紐を緩めようとしない。小売業(yè)を含む消費(fèi)財市場への打撃は小さくない。こうした製品の重要な製造?輸出國である中國も當(dāng)然、巻き添えを逃れがたい」と報じた。

一方、フィナンシャル?タイムズは「歐州経済が苦境に陥り、米國経済の回復(fù)も後退する中、中國経済の現(xiàn)在のパフォーマンスは世界経済の減速懸念を軽減させるものだ」と報じた。日本経済新聞は13日付で「中國経済の成長減速は決して問題ではない。少なくとも現(xiàn)狀からすると過度の減速はあり得ない」と論じた。ブラックロック?インベストメント?インスティチュートは13日「歐米経済の全面的な落ち込みが予測される中、中國は今年世界成長の5分の2に寄與する。これは米國の2倍だ」との見通しを示した。ロイター通信は13日「將來の物価水準(zhǔn)の下落によって、中國の経済政策はより融通が利くようになる」との市場アナリストの見方を紹介した。

「人民網(wǎng)日本語版」2012年4月15日